ネイルブランドを広げるためのSNS戦略(日本市場向け) ―― フォロワー数より大切なこと
ネイルブランドを作ると、
多くの人が次に悩むのが SNS のことです。
「Instagram を頑張らないといけないですよね?」
「フォロワーが少ないと売れませんか?」
こんな質問を、本当によく聞きます。
でも、実際に日本市場でブランドを見てきて感じるのは、
フォロワー数=ブランドの強さではない
ということ。
今日は、日本のネイル市場に合った
“無理をしない SNS の使い方” を、
できるだけリアルにお話しします。
1. 日本のネイル市場は「信頼」が一番強い
日本のネイル業界は、とても特徴的です。
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トレンドに敏感
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でも、すぐには飛びつかない
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「誰が使っているか」をすごく重視する
つまり、
一気にバズるより、じわじわ信頼される方が強い
という市場。
そのため、
派手な投稿を毎日するよりも、
“この人が言うなら間違いない”
と思ってもらえる発信の方が、長く効きます。
2. フォロワー数より「誰に見られているか」
SNS を始めたばかりの頃、
フォロワーが増えないと不安になりますよね。
でも、ネイルブランドの場合は、
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有名ネイリスト
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サロンオーナー
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技術力の高い施術者
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スクール講師
こうした人たちに
「ちゃんと見られているか」
の方が、実はずっと重要です。
フォロワーが 300 人でも、
その中に信頼されているネイリストが 5 人いれば、
ブランドは確実に前に進みます。
3. 投稿内容は「完璧」より「リアル」
よくある失敗が、
“最初から完璧な世界観を作ろうとすること”。
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写真が綺麗じゃないとダメ
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デザインが揃っていないとダメ
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投稿文もおしゃれじゃないとダメ
そう思って、投稿できなくなる人がとても多いです。
でも、日本のネイリストさんが本当に見たいのは、
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色を作っている途中
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サンプルを悩んでいる様子
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テクスチャーの違い
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実際の塗り心地
こうした “途中のリアル”。
多少ラフでも、
「ちゃんと作っている感」が伝わる投稿の方が、
信頼につながります。
4. Instagram は「カタログ」ではなく「会話の場」
ブランドアカウントを
商品写真だけで埋めてしまうのは、少しもったいないです。
おすすめなのは、
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ストーリーズで小さな気づきをシェア
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「この色、どっちが好きですか?」と質問する
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サンプル比較を載せる
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DM で来た質問に答える
こうしたやり取りを積み重ねることで、
アカウントは “話しかけやすい場所” になります。
日本市場では、
この「距離の近さ」がとても大切です。
5. ネイリストの投稿は、何よりの広告
広告費をかける前に、
まず大切にしてほしいのが 実際に使ってくれる人。
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サロンで使った感想
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施術写真
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使用感のコメント
これらは、
どんな広告よりも説得力があります。
そのためにできることは、
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無理に PR をお願いしない
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正直な感想でOKと伝える
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世界観を押し付けない
結果として、
“自然に紹介してくれる投稿” が一番強くなります。
6. 無理に毎日投稿しなくていい
これは本当に伝えたいこと。
SNS は
続けられるペースが一番大事。
週に 1 回でも、
月に 2〜3 回でも、
「ちゃんと意味のある投稿」を続ける方が、
毎日疲れ切って投稿するよりずっと良いです。
ブランドは短距離走ではなく、
長距離走。
SNS も同じです。
7. ブランドのSNSは「あなた自身の延長」
最後に一番大切なことを。
ブランドの SNS は、
誰かの真似をする場所ではありません。
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あなたの言葉
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あなたの視点
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あなたの美意識
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あなたのペース
それがそのままブランドになります。
少し不器用でも、
丁寧で、正直で、ブレていなければ、
必ず伝わります。
おわりに
日本市場でネイルブランドを広げるために必要なのは、
派手さよりも、信頼と継続。
SNS はそのための
“静かな味方” です。
無理にバズらなくていい。
比べなくていい。
自分のやり方で、少しずつ。
あなたのブランドが、
誰かのネイル人生の一部になる日を、
私はとても楽しみにしています。