ネイリストが自分のブランドを作るということ。最初の一歩から、リアルな準備まで

ネイリストが自分のブランドを作るということ。最初の一歩から、リアルな準備まで

はじめに

ネイリストとして働いていると、一度は
「自分のブランドを持ちたい」
そう思ったことがありませんか?

サロンワークの中で
“こういう質感のジェルがあったらいいのに”
“この色、もっと発色が欲しい…”
そんな小さな不満やアイデアが、ブランド作りの出発点になります。

でも、いざ調べ始めると、分からないことだらけ。
費用? 最低ロット? 工場とのやりとり?
私も、最初に日本のネイリストさんたちから相談を受けたとき、
「みんな同じところで悩むんだな」と強く感じました。

今日は、そんな “最初の壁” をなるべく優しく、リアルにお話しします。
これを読めば、きっと一歩踏み出す勇気が出るはずです。


1. 「ブランドを持つ」というのは、実はもっとシンプル

まずお伝えしたいのは、
ブランドを作るのは、思っているより難しくない ということ。

最近は 小ロット(12 個〜、色別 OK) で作れる OEM が増えています。
大きなメーカーのように 1,000 個〜 の世界ではありません。

ネイルブランドは “大企業のもの” という時代は終わり、
個人ブランドの時代 に移りつつあると思います。


2. どんなジェルを作りたい?

ここが一番ワクワクするところ。

例えば:

  • もっと細い光が動く マグネットジェル

  • 肌に馴染む、絶妙ニュアンスの カラージェル

  • アレルギーが気になるお客様に向けた HEMA/TPO フリー

  • 海外っぽい、強めの ラメ・パウダー

実は、日本のネイリストさんからいただく相談で一番多いのは
「こんなマグネットジェルが作りたい」 です。

光の動き、粒子感、ベースの色……
写真だけでは伝わらない微妙なニュアンスこそ、
オリジナルブランドの魅力になります。


3. 本音で話す “リアルな費用”

これは多くの方が気になるポイントなので、正直に。

ブランド作りは、
ネイルサロンを1ヶ月運営するくらいの費用 があれば十分始められます。

何十万、何百万はいりません。

  • ジェルそのもの(小ロット生産)

  • ラベル

  • ケース

  • サンプル制作

  • 送料

これらを組み合わせても、
“思っていたより安いんですね…”
と言われることがほとんどです。


4. 一番大事なのは「どんなお客様に届けたいか」

実は、ジェルの色や配合以上に大事なのが ターゲット設定

  • サロンのお客様のため?

  • ネイルスクールの生徒様のため?

  • ネット販売(BASE / Shopify)向け?

  • 海外ファンも取り込みたい?

ここが決まると、色味・粘度・質感・パッケージの方向性が一気に整います。


5. 工場選びで見るべきポイント

これはネイリストさんが意外と知らない部分。

✔ HEMA/TPO フリー対応ができるか

日本は成分に敏感なので必須。

✔ 小ロット生産ができるか

大量ロットは個人ブランドに向かない。

✔ 色の調整に柔軟か

“写真と実物が違う” を避けるために非常に重要。

✔ サンプルを作り直してくれるか

これがある工場は信頼できる。

✔ コミュニケーションがスムーズか

実はこれが一番大事だったりします。


6. 最初の一歩は “メールひとつ”

ブランド作りは大きく見えますが、
始まりはただのひとつの行動です。

  • こんな色を作りたい

  • この質感はできますか?

  • 小ロットはどれくらい?

  • HEMA フリーにできますか?

そんな小さな相談から、ブランドは形になります。


おわりに

“自分の名前が入ったジェルをお客様に使ってもらう”
この瞬間の喜びは、本当に特別です。

もしあなたが、
“いつかブランドを作りたい” とどこかで思っているなら、
その気持ちを大切にしてほしい。

そして、もし何か悩んだ時はいつでも相談してください。
色のこと、成分のこと、サンプルの作り方。
あなたの “最初の一歩” を、一緒に形にできたら嬉しいです。

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